特集 一度は見たいユニークな整備工場レポート

現場で輝く女性に密着
Vol.3

現場で輝く女性に密着(1/2)

 若者の自動車離れが叫ばれる中、小さな頃から自動車に興味を示し、ついには自動車整備士になった吉井詩季さん。

 自動車整備士というと、「男の世界」というイメージと一般的に思われがちですが、吉井さんが自動車に興味があったこと、自動車整備士の対応に感銘を受けたこと、逆に自動車整備士の対応に不信感を感じたことなど、様々な環境や経験が自動車整備士へと導いていった背景があります。

動物好きが自動車整備士へ

 動物好きで、北海道の農業大学に進み、大学生活を送っていた彼女が、当時乗っていた車が故障してしまい、整備工場へ修理に出したのが最初のきっかけとなりました。

 「北海道は、塩害がひどくてすぐにサビたりしてしまうので故障しやすいのですが、実際修理に出してみると大きな金額がかかってしまいました。しかし、壊れた箇所をインターネットで調べてみると、そこまで高いものじゃないのに過剰に整備された様な不信感を抱きました。そこから、適正な修理をする整備士に自分がなろうと思い、本格的に自動車整備士への道を歩み出しました。大学卒業後地元に帰り、縁あって現在働くナオイオートに入社することができたのが始まりです」と、昔を振り返る吉井さん。

信頼される整備士を目指して

 「去年3級整備士を無事取得出来たので、晴れて整備士見習いから整備士として働けるようになりました。整備士資格を持っていないとお客さまにも不信感を与えてしまうから、絶対に取得しようと頑張りました。」

 念願かなって整備士になれた吉井さん、今後もレベルアップしていく熱意をアピールしてくれます。

 「私が入社した頃には、他社さんにも女性整備士がいて見学に行ったのですが、もう辞めてしまいとても残念です。女性ならではの提案でお客さまに対応し、もっと勉強してスキルアップしていきたいです。いつかは検査員、そして工場長になれるように頑張ります。」

 最近の自動車は電子制御化も進み、勉強熱心ではない整備士はついていけなくなってきているので、吉井さんのような向学心のある人物が求められます。

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