メルセデス・ベンツ Eクラス(2006年式、8万～8万5千km)の車検実績

【エンジンオイル漏れ修理　その2】※その1からの続きです。
取り外したエレメントハウジング2ヶ所のシールパッキンを交換します。
新旧のパッキンを比較するとゴム質の柔らかさが全然違っていました。取り外したパッキンはゴムが硬化している為、隙間が生じて油圧が掛かると漏れていたようです。


新しいシールパッキンを取り付けました。（シリンダー側）

オイルクーラー側も取付けました。

サーモスタッドハウジングも取り外した為、再利用が出来ないガスケットとOリング（オーリング）を新品に交換します。

シリンダー周辺とアンダーカバーに垂れたオイル・LLCを隈なく丁寧に清掃します。
取り外した逆の手順で組み直してゆきます。オイルエレメントを取り付ける前にハウジングからオイルクーラーとシリンダー側へエンジンオイルを注入します。エレメント取付後LLCを補充しエンジンをかけて状態を確認しながら完全暖機をします。尚且つエンジンの回転数を3,000rpm前後で油圧をかけてオイルとLLCに各部漏れが無いか再度確認後、それぞれの量をチェックして作業は終了です。

お客様は気にされていたオイル漏れが直って大変喜んでおられました。とても大事にされているお車でこれほど状態の良いW211は、なかなか無いと思います。オーナー様のお車に対する愛着が感じ取られます。(*^-^*)　
これまでも当店で定期的にメンテナンスをさせて頂きましていつもありがとうございます♪
当店ではお客様が気にされている不具合等、何でもご相談を承っております。お気軽にご相談下さいませ。